うちの猫よくキャットフード吐くんだけど、これって病気じゃないよね…
猫が吐くのは、よくあることだけど、病気の可能性も0じゃないよ!通院を判断するポイントを教えるね!
見ていてかわいそうだからなにか解決策はないかしら…
猫が吐く理由を理解して、一緒に対策してみよう♪
猫がキャットフードを吐くのは、生理的な理由がほとんどで、病気でない可能性が高いです。
この記事では、猫が日常的に吐く理由をお伝えしたあと、通院が必要な場合の症状についてお伝えします。
また、生理的なものといっても、吐かないに越したことはないとは思うので、猫になるべくキャットフードを吐かないでもらう方法についてお伝えします。
猫との快適な生活のために、猫の生態を理解しましょう!
猫がキャットフードを吐く原因は?
猫がキャットフードを吐く原因は、主に4つほどあります。
1.丸のみ・早食い
2.食道の向き 地面と水平
3.胃に毛玉が溜まっている
4.食べ過ぎ
おうちの猫がどの原因に当てはまるか見ていきましょう。
ちなみに、我が家の二匹の猫は二匹同じ場所でごはんなので、とっても早食いです。。。(笑)
<1.丸のみ・早食い>
猫は本来、肉食動物であることから、獲物となる肉を引きちぎって、丸のみ・早食いする食事スタイルです。
そのため、飼い猫となった猫が食事を早食いすることで、ごはんと一緒に空気も取り込んでしまうのと、キャットフードを丸のみすることで胃の中で水分を吸います。
そうすると、胃が膨張しキャットフードを吐いてしまうということが多々あるのです。
猫が食後吐く場合は、丸のみ・早食いによって起こっている可能性があるでしょう。
<2.食道の向き>
猫は4足歩行の動物のため、人間のように食べ物が上から下へ流れるのではなく、地面と平行に食べ物が移動します。
そのため、食べ物が胃にたどり着くまでに、時間がかかり食道にキャットフードがたまり吐いてしまうことがあります。
ゆっくり噛んでキャットフードを食べている様子であれば、食事の姿勢を変えてあげれるような高さのあるお皿にすると解決するかもしれませんね!
<3.胃に毛玉が溜まっている>
猫は、頻繁に自分の体をなめる毛づくろいをします。
その時に抜けた毛は胃の中に入ってしまいます。
毛は消化されないため、うんちと一緒に出すか、吐き出すしかありません。
キャットフードと一緒に、毛玉が出てきたら、その毛玉を吐きたかったのだと考えていいでしょう。
猫がキャットフードを吐いたら通院したほうが良い?
猫がキャットフードを吐いたときに、すぐに病院に連れて行ったほうがいいのか、それとも家で様子を見るという判断でいいのか、悩むことがありますね。
どちらが良いかは、吐いた物の状態や、吐いた後の猫の様子によって異なります。
今すぐに、病院へ連れて行ったほうがいいのか、そうでないかで迷ったら、以下のチェック項目をみて確認しましょう。
通院したほうがいい場合
以下の場合は、すぐに動物病院に連れて行ったほうが良いでしょう!
- 猫が何度も吐いている場合
- 吐いたものに血が混じっている場合
- 猫が元気がなく、食欲がない場合
- 吐いた後に下痢をしている場合
- 体重が急に減っている場合
これらの症状は、病気のサインかもしれませんので、早めにお医者さんに見てもらいましょう。
家で様子を見ればよい場合
一方で、以下のような場合は、少し様子を見ても大丈夫です!
- 吐いたのが一度きりの場合
- 吐いた後も元気で、普通にご飯を食べている場合
- 新しいキャットフードに変えたばかりの場合
このような場合は、一度様子を見て、猫が通常通りの生活が送れているか確認しましょう。
猫にキャットフードを吐かないでもらう方法
猫になるべくなら吐かないでもらえたら、飼い主も猫自身も楽ですよね?
猫が吐く原因は上記でお伝えしましたが、その原因を取り除く方法を4点お伝えします。
- 食事の量を調整する
- 早食いを防止する
- キャットフードを変える
- 背の高い食器を使う
<1.食事の量を調節する>
一度にたくさんの量を食べると胃でキャットフードが膨張して吐き出してしまいます。
一回の食事量が多い可能性があるので、1日2回の食事を与えているのであれば、3回に増やしてあげましょう。その際、1日量は変えずに3回に分けて与えてください。
特にお皿に入っているキャットフードを一気に食べ、吐いている子には、効果的です。
もしも、家にいる時間の関係上、3回食が難しい場合は、ペット用の自動給餌器などがあるので、活用してみるといいでしょう。
<2.早食いを防止する>
早食いすると、空気も一緒に胃に入り、容量が大きくなってしまうことで、キャットフードを吐きだしてしまいます。
早食いする原因は、お腹がすきすぎて早食いしてしまう、他のねこがいて、キャットフードを取られないように、早食いしている可能性もあります。
食事の間が空きすぎてお腹がすきすぎてしまっているのであれば、これも食事回数を増やすや、早食い防止用のお皿(お皿にデコボコがあるので、食べづらくなっている)であげるなどが効果的です。
また、多頭飼いをしている場合には、ゆっくりと食事ができるように、食事の場所を離すといいでしょう。
<3.キャットフードを変える>
猫はもともと、餌をよく噛まずに飲んでしまうような食べ方をする動物なのですが、丸のみをすると、これも吐き出す原因となります。
猫がちょっとでも、キャットフードを噛んでくれるように今まであげていたキャットフードよりも少し粒の大きいキャットフードをあげると、自然とキャットフードを噛んで食べてくれるようになる可能性があります。
キャットフードの粒をあげているものより大きいものを選んであげてみるといいでしょう。
<4.背の高い食器を使う>
猫がキャットフードを吐いてしまう原因のところでもお話ししたように、猫の食道は地面と平行になっているので吐いてしまっています。
そこで、背の高い食器を使うことで自然とキャットフードが上から下を流れていきます。
そうすることで、食道にキャットフードがとどまる時間を短くでき、吐き戻しを減らすことができる可能性があります。
以上が、猫がキャットフードを吐く原因と対策についての情報です。猫が健康で幸せに過ごせるよう、注意してあげてくださいね!
まとめ
原因
- 丸のみ・早食い: 空気を一緒に飲み込む
- 食道の向き: 食べ物が胃に到達するのに時間がかかる
- 毛玉: 毛づくろいで飲み込んだ毛を吐く
- 食べ過ぎ: 一度に大量に食べる
通院が必要な場合
- 何度も吐く
- 吐いたものに血が混じっている
- 元気がない、食欲がない
- 吐いた後に下痢
- 体重減少
対策
- 食事の量を調整: 1日3回に分けて少量ずつ
- 早食い防止: 専用のお皿や食事回数を増やす
- キャットフードを変える: 粒の大きいフードに変更
- 背の高い食器を使用: 食道に優しい高さの食器を使う
我が家の猫たち♂は、食器を変えたりしましたが、効果はありませんでした。
その代わり、食事の回数を増やすと吐く回数が、格段と少なくなりましたよ。
猫によって、キャットフードを吐く理由はさまざまです。
病気でないようであれば、猫の生理現象とおもって、多めに見てあげるのがいいかもしれませんね!
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